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シェッド水族館

カルメット地方

2017年10月20日 - リージョナル・ゲッタウェイ

カヌーで川を下る人々

壮大な自然、誇り高き地域社会、工業地帯のスカイラインが一体となったシカゴならではの体験ができる。

シカゴのダウンタウンから南西にイリノイ州パークフォレスト、南東にインディアナ州ミシガンシティまで広がるカルメット地域には、壮大な自然、誇り高き地域社会、工業地帯のスカイラインが交差する、シカゴならではの光景が広がっている。

シカゴのダグラス・トゥーム プルマン国定史跡 とインディアナのインディアナ砂丘国立湖岸 は、この比類ない地域を象徴している。この2つの一見正反対の風景は、カルメット地域によって結ばれ、驚くべき調和を保っている。この地域では、公園や海岸の自然の美しさが、工業地帯の荒涼としたスカイラインを引き立てている。

カルメット地域が特別なのは、その場所の多様性にある。プルマン国定史跡(Pullman National Monument)では、歴史的家屋が建ち並ぶ陽光が降り注ぐ通りを歩けば、鉄道の拠点として、またアフリカ系アメリカ人初の労働運動の舞台として、シカゴの豊かで複雑な過去に思いを馳せることができる。ビッグ・マーシュでは、都会人も自然愛好家も魅了する線路沿いを自転車で走ると、自然と産業革命後の厳しい風景が融合した景色が目の前を通り過ぎる。 ウィリアム・W・パワーズ州立レクリエーション・エリアでは、静寂に包まれたウルフ湖で釣りを楽しむことができる。これらは、カルメット共同体という組織とその多くのパートナーによって変貌しつつあるこの地域の風景を織り成す、発見と機会の場所のほんの一部に過ぎない。 

プルマン記念碑
プルマン国定公園

プルマン国定公園

シカゴのサウスサイドにあるプルマン歴史地区の一部、 Pullman National Monument は、米国初の企業城下町のひとつとしての役割だけでなく、その過去と未来を構成する多様な人々と物語でも有名です。この国の労働運動は、プルマンの歩道から始まりました。鉄道車両工場の労働者たちが、地元コミュニティの家賃値上げに抗議するために通りに殺到したのです。さらに、最初のアフリカ系アメリカ人の労働運動は、プルマン鉄道車両のポーターたちの賃金と労働条件の改善を実現する一助となった。プルマン・ポーターの多くは、ディープ・サウスからシカゴに移住し、この運動は今日のこの地域の歴史と文化の根幹をなしている。

写真:ガブリエル・チャールズ・テイラー

長い草原を自転車で走るサイクリスト
ビッグ・マーシュ

ビッグ・マーシュ

プルマンとカルメット湖のすぐ東、シカゴ・ループから南東へわずか20分のところに、かつての工業用地が自然のショーケースへと変貌を遂げた。現在では、自生のワイルドフラワーが点在する緑豊かな湿地帯を散策したり、約240エーカーの自然地域のトレイルをハイキングしたりすることができる。ビッグ・マーシュには40エーカーのマウンテンバイク・パークもあり、この地域のビッグ・スチールの過去に敬意を表し、産業資材をスペースに組み込んでいる。

写真クレジット:Thomas' Photographic Services

湖畔を歩くカップル
ウィリアム・W・パワーズ州立保養地

ウィリアム・W・パワーズ州立保養地

東へ進むと、 ウィリアム・W・パワーズ州立レクリエーション・エリアがあるウルフ湖を渡る。柳や綿の木の下でピクニックをしたり、自然の湖でボートや釣りをしたり、水鳥を探したり、この地域の他の目的地(バーナム・グリーンウェイなど)へ続くトレイルに沿ってサイクリングやハイキングを楽しむことができる。

写真:アレックス・クドリャフツェフ

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